なんだなんだ?マネキンフェス?どういう意味だ??
Mannequin Festivalとは、音楽ブログ「ノベルにはアイデンティティしかない」を運営している私ノベルが勝手に開いた妄想型フェスです。でもやるならツイッターのネタ画像一枚なんてしけた事しないでサイトまでちゃんと作っちゃってラインナップとかタイムテーブルとかも考えて、最大限リアリティにこだわった本格的なフェスにしました。なのでこれは「嘘」です。こんなフェスありません。でもあくまでリアルにこだわってます。
そもそも
フェスが多すぎて飽和しちゃってるよね
とか
フェスがウェイウェイパリピのものになっちゃって音楽好きが行きにくい
なんて言われがちな昨今。
私はそれで大いに結構だと思うのですが、まあたしかに音楽そのものより空間を楽しんでいる人が多い事には少々いち音楽ファンとして悲しい次第です。とくに最近は知らない曲に対してノリが悪いという悪評も立ち込めていて、音楽マニアとライトな音楽ファンの分断がはっきりしてきてるんじゃないかと懸念しています。「もっと面白い音楽もあるよ!」「ロックだってポップスだってラップだってアイドルだって、楽しけりゃそれでいいじゃん!」という私の切なる願いを込めて、こんなフェスがあったらいなという妄想を本格的に具現化したものがこのマネキンフェスです。
マネキンとは「商品宣伝をする人」という意味があり、やはりフェスの使命はアーティストの宣伝の場を提供することなんじゃないかと思っています。CD不況が叫ばれる時代だからこそライブを大事にしたいアーティストさんはたくさんいるし、それをウリにしている人も多いと思います。だからそのチャンスをあげたい。しかもなるべくアウェーな形で。たとえばJPOPしか聴かない女性に激しいロックバンドも聴いてもらえるように。メタルしか聴かない男性にはアイドルに触れてもらえるように。そんな異種混合フェスを実現させました。
もちろん細かな設定は無視です。ギャラやブッキングのコネクションなんかは完全スルーだし、力関係もあまり把握できていないのでステージ振りやアクトの順番も矛盾が生じるかもしれません。ただ、完全に私の見たいアーティストだけの願望フェスというわけでもありません。多少なりともリアルを追及して邦楽8割洋楽2割で、リアリティのある選出を心掛けています。
世の中の大半の人って、そのフェスに行くつもりもないのに勝手にその日の妄想スケジュール組んだりしてませんか?きっとみんなそういう妄想って大好きなんだと思います。だったら存在すらしないフェスのタイムテーブルにだって同じようにあーだこーだいえるんじゃないかって思ったんです。むしろ妄想型でもいいから一つでも多くのフェスのスケジュール決めをしたい!って人、多いと思うんです。だからこのマネキンフェスをぜひあなたの妄想に役立ててください。
最後に、当日私のツイッターアカウント(@otakatohe)がこのフェスの様子を実況してくれます。それをぜひチェックしながら行ってるつもりで日本中どこでも参加型フェスとして楽しみましょう。要するに、自宅から参加できるフェスってことですね!すごい!